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映画 アメリ

フランス映画 『アメリ』 の登場人物たち

映画アメリ の概要記事を見る

元軍医、薄い唇を持つ冷淡な父 コ
嫌いなこと : 連れション
         サンダル姿を軽蔑の目で見られること
         濡れた水着が体に貼りつくこと
好きなこと : 壁紙を大きく剥がすこと
         靴を並べ 磨き上げること
         道具箱を開け 中を掃除し 元通り仕舞うこと

元教師、神経質で情緒不安定な母 ア
嫌いなこと : 長風呂で手にシワが寄ること
         嫌いな人間に近づき 触られること
         頬にシーツの痕がつくこと
好きなこと : フィギアスケートの衣装
         床をピカピカに磨くこと
         バッグを開け 中を掃除し 元通りに仕舞うこと

6歳のアメリは、父に抱きしめられたいと願っていたが
父はそれに気づきもせずその機会にも恵まれず、
月に1度の検診の日(父は医者だから)に父に触られて動揺。
心臓がバクバク早く打ったのを、娘は心臓病だと父が勘違い。
アメリは学校へも行かず神経質な元教師の母から勉強を教わり
他の子供とも接さず育つ。

主人公アメリ 谷プ(当時6歳)
神経質な母と冷淡な父に挟まれ、6歳のアメリは空想の世界に逃避。

レコードはクレープのように作り、
意識不明の隣人は、自分の意思で目覚めることも一生眠ることもできる
自分の意思で一生目を覚ましていることだってできる と思っていた。

親友は金魚の”クジラ”。
だが、クジラは 冷たい家庭に絶望し、金魚鉢から外で身投げ。
泣き喚くアメリに驚き両親は必死に”クジラ”を捕まえ金魚鉢へ戻す。
冷淡な父は二度と”クジラ”が自殺未遂を犯さぬよう水槽の上に蓋。
しかし神経質な母は”クジラ”の自殺未遂事件でストレスが悪化。
ストレスから逃れるために、”クジラ”を川へ逃がしてしまう。

アメリは自分の殻に閉じこもるようになる。


コとアの家庭で、不運が続くと子供はせっかくプに生まれてきても内気になってしまうのだ。。。

アメリは大人になり自立して少しずつ本来のプ要素を取り戻していく。
大人になったアメリの
好きなこと : 豆袋に手を入れること
         クリーム・ブリュレのお焦げを潰すこと
         サンマルタン運河で水切りすること


とてもキュートでお洒落な映画だ。
(興味があったら是非みてください・笑)

この映画でとても印象的なのは、あるとき突然あることがらをきっかけに
「突然、アメリは世界と調和がとれた気がした」
という瞬間がおとずれ、アメリの生き方を変えることになる。

人生とはそんなもの。
すぐそこにいろいろなきっかけが転がっているのだ。

by makoto

by cpas | 2006-03-26 14:30 | まこと(コ)的発想  

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